8メートル変わっただけ。この距離にこだわって、ラインコントロールをする

金子:鹿島アントラーズは、鹿嶋市を中心とした地域の想いからできたサッカークラブです。平川を中心に右サイドを起点に攻撃されてか、左サイドバック安田の上がりが少ない。特に右サイドからクリスティアーノ選手がトップ下に絞って、ウチのボランチの背後でボールを受けた場合なんかはいい形を作られていて、その辺は厄介でしたけども、柏もこれを狙っていたわけではなくあくまでクリスティアーノ選手のその場での判断からのプレーだったようで再現性には乏しい感じ。明本さんの投入で左サイドの守備の強度を足しつつ、運動量をあげてさらに押し込もうという狙いが見えましたが、その交代直後に追加点。毎年決まっている同じ小学校、幼稚園を巡回する活動だけでは限界があると思う。前線では武藤さんと興梠さんがうまく縦関係を作りつつ最終ラインから縦にパスを引き出し、そこからSHのインサイドワークと連動して相手最終ラインのブレイクを狙います。前線に外国人選手を補強し、なんとか打開を図っていますが、オルンガ選手のおかげでビルドアップをある程度おざなりにしても前線に蹴っとけばなんとかしてくれる人がいた時の成功体験から抜け出せないようで、個に頼ったやり方に偏りがちに見えます。強烈な個に頼りすぎてそこ以外を疎かにすると死ぬっていう典型みたいな感じです。

単純に半分にすると、前半戦で16得点ペースなんですけども、今シーズンの柏さん、今節開始時点でのリーグ戦得点数が「15」でして、そう考えれば単純にオルンガ選手が抜けた穴以外は昨シーズンと変わってはいないとも言えます。実際、昨シーズンの柏レイソルはリーグ戦、34節で総得点「60」でしたけども、そのうち、オルンガ選手の得点が「28」で、これを「60」から引くと「32」。 81分、左サイドからのコーナーキックにキッカーは山中さん。 GKは西川さん。サブのメンバーとしては槙野さん、明本さん、達也さん、小泉さん、金子さん、ユンカーさん、それに塩田さんが控えます。左のSHに瀬川 祐輔選手、右にクリスティアーノ選手、トップ下にイッペイ シノヅカ選手を配置し、1トップがアンジェロッティ選手という並びの 4-2-3-1。柏はリーグ戦、5月以降勝ちなし、直近も3連敗中と、有り体に言えば低迷中。 ユンカーさんが来日後即座にチームにフィットし、ゴールという結果が出ているのはアタッキングサードまでボールを運ぶという部分に関してはリカさんが就任以降、かなり短期間でチームを作り上げてくれていたおかげで、そこに最後決めきるという仕事を高精度で果たしてしてくれるユンカーさんというピースが填まった結果です。前節は、守備では、攻撃的な横浜FMに攻め込まれる時間も長かったが、全選手が最後まで体を張ってしのぎ、1失点に留めた。柏にはうまくビルドアップにプレッシャーをかけて蹴らせて回収という感じでチャンスも作らせませんでしたし、あとはウチのフィニッシュのところですよねということで、後半、満を持してのユンカーさん投入が待たれる感じで後半に折り返し。

柏はビルドアップ時、ボランチのヒシャルジソン選手が2CBの真ん中に落ちる所謂ダウンスリーの形を作っていましたが、中央のヒシャルジソン選手に対して2CBがあまり幅を獲らないため、ウチの2トップ+1SHが比較的まっすぐプレスに出て行ける位置に立ってくれるのは、守備側としてはありがたいというか、なんのためにダウンスリーやってんのかあまり考えられてないんじゃないかなという印象。柏最終ラインでのボール保持に対して、ウチは相手のSBに対してSHがしっかり捕まえに出られる状況が作れていましたので、柏としてはSBにつけても中央のパスコースはなく、縦関係のSHもウチのSBに捕まえられているという状況から一か八か最前線の1トップ、もしくはトップ下に向かって蹴るっていう選択肢しかない状態。一方でウチは立ち上がりこそアタッキングサードでの細かいミスが少し目立ったものの、興梠さんが相手最終ラインの裏に再三仕掛ける動きを見せることで徐々に相手ディフェンスラインを押し込み、中盤を間延びさせることでできたスペースを使って起点を作ると、相手の前線プレスが消極的になったことで最終ラインも余裕を持ってボールを保持することができるようになり、徐々にペースを握ります。序盤、少し柏に流れを作られたものの、それ以降はしっかりウチがボール保持してペースを握り、アタッキングサードまでは侵入してあとはフィニッシュの精度という感じの試合展開。 シーズン終盤戦の頃には、「久々にゴリゴリ、という選手とやって、自分自身、成長しているのを感じました。

18年2月にスポーツダイレクターとして古巣神戸に戻ってきた三浦監督は、三木谷会長と「アジアNO・ ヴェルディなどは内部事情が変ってしまう経緯はあっても、与那城(ジョージ オリンピック マルセイユ ブラウブリッツ秋田監督)さんや小見さん(幸隆 元柏レイソル強化部長)が示したサッカー観は継続されています。試合終了から会見開始までは、10分足らず。試合の立ち上がりから最初の飲水タイムくらいまでに関して柏がある程度狙いを出した形になりました。彩艶さんがベンチにも入らず、どうしたんだろうなと思ったんですが、試合後に公式に発表された情報だと、クラブ側による手続き上の問題(参考)があっての欠場ということで、コンディション不良や怪我という話ではないようです。大阪府大阪市東住吉区の長居公園内にあるフットボール専用球技場である長居球技場が「長居球技場」として生まれ変わったのは2010年。 まぁひと安心ですが、前節の湘南ベルマーレ戦はエントリー資格のない状態で出場しちゃってたってことでクラブはJリーグから怒られるんでしょうね。 また、今節は岩波さんが2CBの左に入ったため対角線上に効果的なロングフィードを蹴るシーンが減りましたけども、代わりにデンさんから左サイドの山中さんに対して対角線上の非常によいサイドチェンジ、かつ局面を打開する効果的なロングフィードが何度か出ていてよかった。

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